「叱らない子育て」を選びたくなる理由

前回の記事『「叱らない子育て」果たしていいのか、悪いのか』では、叱らない子育ての中に、良いやり方と良くないやり方があるとお伝えしました。

この記事で取り扱っていくのは、後者。「叱らない子育て」の言葉だけを取って、ただ叱らないタイプの「叱らない子育て」をしてしまうパターンの方です。

良くないパターンにも関わらず、ただただ叱らないという方を選んでしまうのには、次のようなママの心理が関係しています。

  •  叱ってしまうのは、のびのび子育てに反しているのではないか
  •  叱らなくても、きちんと説明すれば大丈夫だ
  •  叱らなくても、いずれ分かってくれるはずだ
  •  叱ると子ども心を傷つけてしまいそうで怖い
  •  何が傷つけ、何が傷つけないのかがあいまい、だから変に叱らない方がいい

こうやって、自分の中で、叱らない方がいいという理由を探し、それを肯定していくことで、叱らない子育てが定着していってしまいます。

しかし、このパターンに踏み込んでしまうと、ほぼ間違いなく数年後、いえ、数か月後には、しつけの落とし穴にはまってしまいます。ただ、始める段階では、そのリスクに関しては見えないことが多く、「叱らない子育て」という響きの良さだけに目が行き、「ならば叱らずに行こう」と安易にスタートさせてしまうのです。

正しい「叱らない子育て」と間違った「叱らない子育て」の大きな違いは、問題に働きかけられているかどうか。ただただ叱らないだけのやり方では、問題を先延ばしにしているため、いずれ矛盾が出てきてしまいます。

結果的に、「子供が手に負えなくなってきた」「まったく言うことを聞かない」とママ自身が苦しむことになってしまうので、後々になってストレスをためないためにも、安易に踏み込まないように気をつけましょう。

 

 

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